Subscribed unsubscribe Subscribe Subscribe

雑記

相変わらずひどい一週間だったがもはや慣れてしまった。これがニューノーマル?今まではオバママジックであたかも人類は進歩したかのような錯覚に陥っていたけど、実は人生は理不尽で大変だということを最近思い知らされたような気がする。でももしかしたら長期的に見たらこれはいいことなのかもしれない。トランプはアウェアネスを啓発したのかもしれない。どちらにしろ人類ピンチなのだ。

先週面白かったことをまとめる。

Sean Spicer のモノマネ @ SNL

あらゆるところで絶賛され分析されていた。笑

www.youtube.com

The travel ban is not a ban which makes it not a ban. He’s using your words when you use the words and he use them back, it’s circular using of the word, and that’s from you!

https://i.redd.it/kj5xemcncaey.gif http://esq.h-cdn.co/assets/17/05/480x270/gallery-1486309642-giphy-3.gif

ヨーロッパで「アメリカ一番、自国は二番」が流行る

オランダのレイトナイトショーで作られ、次々とヨーロッパその他各国バージョンが作られる・・・

www.youtube.com

これはバランスもテンポも声マネも上手、素晴らしい出来である。ここででてきたメキシコ・オレンジ・small hands ジョークが他の動画も沢山ででてくる笑。フランスやイタリアの出来はよくなかったが、ドイツやスイスは良かったーードイツは Alternative fact をテーマに据えたのがブラックで大変よかった。日本版はでていないが、オーストラリアバージョンが大変参考になるだろうと思う。

www.youtube.com

「ヨーロッパの奴らは嘘をついてるだけだ。みんなアメリカファースト自国セカンドっていうけど、俺たちは70年もずっとアメリカファースト、オーストラリアセカンドだったぜ」。日本もこの路線でつくるといいと思う、トランプが大統領になったと言ってトランプタワーにすっ飛んでイヴァンカとも会ったし、この前は公的年金をアメリカに投資するとかいう誤報!?があったし今度はトランプのゴルフ場に行くとか言ってるし、属国の座はオーストラリアに渡すわけにはいかん!

民主主義なつながり

こうしてヨーロッパや中東やその他の活動を追ってると、各国のリベラルたちが同じ思想で繋がってるのが見える。上記のトランプネタを自国のレイトナイトショーで流してウケるのも、アメリカのニュースを割とリアルタイムで追ってるからだろう。Small hands とか alternative facts とか gram them by the “pony” とかその他細かいところに渡ってジョークがウケるのは、視聴者がそのニュースを理解してるからだ。そもそも動画も英語だし視聴者は英語をそのまま理解している。

確かに BBC とかGardian や Economist などイギリスをベースにしたニュースメディアを読んでてもいいバランスでアメリカのニュースが入ってくる。フランスやドイツやスペインなど他の言語や国でどうなってるかは知らんが、まあ似てるんじゃないかと思う。そしてそれを消費している多くのかつての植民地たち(インド、アフリカ、etc)ーーつまり世界中で共有されてるニュースはある程度同じで、そして各国に住んでいるリベラルな考えを持つ人も同じようなニュースを読んでるのだろう(ロシアは知らない)。でも中国とか韓国とか日本とかその他アジアとか、英語やその他ヨーロッパ言語があまり普及してないせいで、同じ感覚を持ってニュースを追いかけてないんじゃないかという気はなんとなくするのだった。

だからといってそのアメリカやヨーロッパで共有されてるニュースやリベラルな感覚が"事実"だというわけでもなく、違う地域や文化で全く違う現実がそこにはあると思うのだけど。でもこのソーシャルネットワーク時代、欧米のメディアを支配するニュースが地球の将来をも動かし得るわけで、それに全く無頓着だとWW2前の日本みたいに国際世論を読まずに選択を間違える可能性があるんじゃないかなあ。当時の新渡戸稲造の国際連盟スピーチの話とか聞くと、彼の感覚は現代人とさほどかわらない気がするのだ。当時も今みたいな感覚だったかもなあ。

あとは Thank you for being late を読んでいてアフリカや中東のカオスを学ぶ。そして彼らがその無秩序な世界から秩序だった欧米へ渡ろうとしていることも知る。そしてその裏には環境問題?で畑がダメになったりSNSで外の世界が知れたりといろんな要因が絡み合ってることも知る…世界はなんていうカオス。でもそれがデフォルトであって、悲しんだり気にしたり憂鬱になったりするんじゃなくて、今ある地球をもう少しいいところにするべく少しでも頑張れたらいいのかしら。60年後には私も死ぬのだ。

サイエンスいろいろ

そんな中でもサイエンスは進む。マウスの中にラットの pancreas を作った研究が発表される。このスタンフォードの日本人教授は昔も同様のことを報告したけど今回はその pancreas を取り出して、ラットを手術して、糖尿病を直した、と。やべー。あとは Salk Institute の人が pig-human embryo も作ったらしい。もう技術的にはチンバンジーに人間の脳を入れることだって可能になりうる!?時代で(声帯が違うから喋れないかもしれないが)そのうちアンダーグラウンドでやる人でてきちゃうんじゃないの。ひえ〜今が二次大戦じゃなくてよかったけどもし次に戦争とか起きたらロシアや中国は(かつてのドイツや日本のように)いろいろやるかもしれないんじゃないかしら…

あとはどこかのニュースで読んだけど、lock-in (閉じ込め症候群?)の人の頭に水泳ネットみたいなのをかぶせて、彼らが yes/no などを 考える だけでコミュニケーションができるようになってきたらしい。70%正解だとか言っていた。あとは yes/no ではない複雑な答えもわかるようになってきた、と。じゃあたとえば他の動物の中で人間の脳をつくることができたときに喋れなかったり書けなかったりしても脳でコミュニケーション!?このペースでいけばサイエンスフィクションがフィクションではなくなる… メタマテリアルで透明マント的なものも作れそうらしいし、攻殻機動隊はすぐそこだった

ゲノムを全化学合成、とかDNA以外の核酸塩基で人工生命、とかいうのは物理化学の延長という感じがするから、そこまでサイエンスフィクションっぽい感覚はないけど、神経科学とか認知科学とか再生医療とかマンマシンインターフェースとか、すごいことになっている…

TMI

最近気候変動が話題。Alternative factsfake news が世を席巻するこの時代、気候変動の否定論者たちとどう会話をすればいいか、という心理学的なテーマの podcast たちだった。気候変動・地球温暖化等を信じるかと聞かれたら私は 100% yes と答えるけれど、実は冷静に考えたことはない。直接データをみてもそれを判断ができるほどの背景知識もないし、そもそもその実際の報告をちゃんとみようとしたこともない。ただ、> 99% 以上の研究者が気候変動は起きているというならば、その研究者たちの意見を信じようかしら、と思ってるだけなきがする。

でも私のスタンスとしては、いま実際に起きているかはそこまで重要ではない。もっと大きなピクチャーでみたときに、そもそも地球の気候が変動して人類の住めない環境にもなりうる、というその可能性だけで大問題である。人類が生まれて数十万年、地球が一体どうなるかなんてわかりっこなかったのだけど、つい最近の科学技術の発展によって宇宙や地球や生物や人類がいつ生まれたかということが明らかになってきた。これによって過去の5大絶滅や氷河期があったことまでわかっている。いつか人類が地球に住めなくなるならば、人類絶滅を防ぐための科学技術は極めて重要じゃないか?とまあ、それを言ったのがおそらく宇宙船地球号の人で、世論はそこまで動かなかったのかもしれない。確かに最近の起こってるであろう気候変動の議論は地球号に比べて速急の課題かもしれないのだけれども。

でも明日宇宙人が侵略してくるとも限らないし巨大火山が噴火することもあるかもしれないじゃない?恐竜の絶滅だとかトバ・カタストロフだとかは過去に起きてきた。地球表面に何かが起こって生き残る人類はISSだけみたいなことになる日がこないように、スペースコロニーをたくさんつくるのは大事なのはわかる。ちなみによく地球のバックアップとして他の惑星移住が話題になるけど、惑星自体にランディングする前に巨大人工衛星をいろんな惑星につくったほうがいいということはないのかしら。重力圏を脱する必要がない分、移動が楽な気がするのだけど。という妄想。全然くわしくない。

今が未来すぎる

最近ニュース聞いてると neural lace だとか量子コンピューティングだとかハイパーループだとか(そしてシンギュラリティだとか)、宇宙物理電気電子情報工学らへんの技術が未来すぎて脳が疲れてくる。面白いんだけれども、面白すぎて脳が追いつかない。あと人工知能らへんを自分が理解していないこともどこか心が不安だし(理解していたほうが怖いかもしれないが)人間の脳も結局は物質からできていることを思うと、生命をモノから作れないなんてことはないんじゃないかとも思うし。核酸以外にも進化能を持つ高分子は作れうるわけだし。

とはいえ一方で遺伝子編集や豚に人の臓器つくったりとか免疫使った抗癌剤とかナノテク創薬だとかのニュースは、そこまで未来感を感じることもなく脳もあまり疲れない(是非はともかく!)。自分のよく知る分野の場合はその仕組みがある程度理解できるから脳にすでに情報をしまうための引き出しがあるけど、自分のあまり知らぬ分野の場合はそれに見合うだけの容量が用意されてないから too much information で脳が圧倒されてしまうのかしら。それとも単に生命工学よりも電気電子情報工学系が先を行き過ぎてるのか?

しかし冷静に考えるとスゲー時代である。1900前後も革命的だったであろうが今ほどのスピードじゃなかったろうし情報の入ってくる仕組みが全然ちがった。最近はもう頭パーンってなりそう。

Thank you for being late 読書メモ

Thomas Friedman による Thank you for being late を Chapter 5 まで聞いた(約6時間、全体の 1/3 くらい)。ここまではムーアの法則による IT 技術の加速、そしてその IT ビジネスによるグローバリゼーションの加速についてで、このあと環境問題の加速について書いてあるみたい。

私が読んだところはまだ第1部の「加速化時代を紹介している」ところで、彼の本題である「加速化時代をどう生き抜くか」のメッセージには達してきていないのだけれど、それでもちょっと楽観主義にすぎると感じる。「恐ろしい加速化時代の生き方を紹介!」という本だと思い込んでいた。だから内容的にも、「この加速化時代の恐ろしさを紹介」し、その後「そんなに怖がることないよ」という内容かとやはり勝手に思い込んでいたのだけど、予想が外れて複雑な思いをしている。勝手に思い込んだのは私なのだけど。

というのも、トマスフリードマンは中東担当だという印象が強かったのだけど、それだけじゃない、超 pro-IT だった。そういえば今週もトランプが ban したときに「ジョブズの生まれの父もイラン人だった」とツイートしていたし、今日の彼の NY Times のコメンタリーでもシリコンバレーのCEO向けに「お願いだからグローバリゼーションや自由主義を守るために戦ってくれ」という手紙を出している。つまり彼は IT に対してスーパーポジティブであった。まあ IT は素晴らしいというのはわかるんだけど一応IT技術に付随する懸念も、賛成しなかったとしても概念としては紹介してくれたほうが客観的に見えて彼の意見の説得力も上がり得るのに。

というのも:彼はマイクロチップやクラウドや hadoop や github や CDMA (2G, 3G, 4G) などの歴史を紹介し、その話の全てで「こんな短い期間に爆発的に技術が発展するなんて、誰も予想しなかった!」「とんでもない速度で加速化していて、次にどこに行くのか、全くわからない!」的な書き方をしてるのだけど、IBM の人工知能 Watson を紹介したところだけで「人工知能やマシンラーニングは、"与えた情報" を学ぶだけなので、これが暴走する可能性はゼロだと IBM は言っている」だとか「たとえばガン患者の画像をたくさん学習して、ガンの有無を早く判断する;これによって医者の仕事が奪われるのではなく、医者は患者と接する時間を増やすことができるのだ」とか、突然テンションが変わった。今まで「加速スゲーヤベー想定外」と散々言いつづけているのになぜ人工知能になって「これは大丈夫」と言うのが単に不自然。明らかにメッセージが意図的である。まあこの人工知能について書いている数パラグラフ以外はほとんど素晴らしいと思ったのだけど、人工知能対してはなぜこうもディフェンシブなのか?Elon Musk など懸念を表明している人もいると、一言書いてもいいんじゃない?

それに彼のそれまでの文章を読んでると、逆に論理的に人工知能あぶないなと説得される。「"与えた情報"だけを処理するから大丈夫、問題ない」といってるけど、与える情報を変えれば危険度も変わるじゃないか?むしろ心の善良な市民が開発した人工知能のポテンシャルが高くなりすぎた後に、たとえば戦争が起こったりしたら大変である。まさに超大国アメリカを作り上げた後にトランプが核スイッチをゲットしたような状態である。最近なに考えてもトランプにつながるのが自分でも憂鬱。

その他、IT を使ったグローバリゼーションについてもかなりポジティブに紹介している。私もそのポジティブネスには反対はなくて、たとえばインドとかトルコとか世界中の貧しい国でもパソコンさえあれば MIT のオンライン無料授業につなげるとか英語とプログラミングを習ってビジネスができるとか言っている。そして世界中が光ケーブルやブロードバンドで一瞬で繋がって世界がフラットだとも言っている。ただ、この「ポジティブな世界観」は10年前くらいから言われてる世界観であって、それが最近あまりにも加速しているのが恐怖である、と私的には思ってたのだけど、この5章まで読んだ限り、これ以上深入りはしなかった。という意味で期待しすぎだった。自分の不安を投影していただけか。

聞いててなんとなく思ったのは、世界はフラットだ、グローバリゼーションが加速している、とは言ってるけど、でもそれは超ハイテク技術を駆使してる人たちが同じバブルの中で住んでいるというだけな気もする。確かに世界中の tech savvy な人たちは airbnb や uber や twitter や fb や periscope やあれやこれやそれを駆使して世界中繋がってる感を感じてるけど(私もだけど)、でもたとえば私の親は違うし祖父母も違うし、日本のあまり tech savvy じゃない友人達も「インスタやってる〜!」とかいう程度だと思う。savvy な人や優秀な人たちがどんどんビジネスやって金儲けをしていって、人工知能も進んでって脳を使う仕事も減っていって、そのtechな世界を知らないひとたちは「なんかよくわからんけど仕事が減ってきたぞ」って感じにはならないのかなあ。Tech/English ができるひととそうでないひとの格差時代とかないの。っていう議論をしているひとは沢山いそうである。この辺の「加速化は素晴らしい一方で闇もある」が語られる本だと思ってたんだけど、いまんとこ微妙?とかいって読み進めたらむっちゃそういうチャプターあるかもしれないのでいまはなんとも言えない。

でも確かに「優秀」の形は変わった;昔は Stock と Knowledge の時代だったけどいまは Flow の時代だと。地道に頑張って報われるのではなく Flow に乗り続けるひとが生き残る。そしてこれを聞くと、確かにいま物質的に貧困な人たちが救われる時代は来てるだろうしそれは「誰にでもチャンスがある」という意味では素晴らしいんだけど、違う形の格差が出てくるのは目に見える。グローバリゼーションによって優秀さや能力や特権の順位が突然ミックスされてカオスが起こるのだ。日本は出る杭が打たれまくるのでこのアイデアが適用できるかはわからんけども。

遺伝子発現を電子制御

これは面白い、電気を流して大腸菌の遺伝子発現をコントロール。あとでちゃんと読む:

とはいっても Geobacter や Shewanella のように直接電極から電子を食わせるわけではない。むしろ電子は Ferricyanide という分子に流すようである;培地中の酸化還元電位を変えて、redox sensor タンパク質 soxR を使って発現制御するっぽい。

f:id:onbs:20170201141134p:plain:w400

私が今使ってる菌も酸素濃度と還元剤濃度に超ウルサイ菌で、最近このへんの生理学勉強してたら超おもしろいことに気づいた。多くの電子機器とかメタマテリアルとか材料科学でもナノテクがどんどん実際に役立ち始めてるけど、まさにマイクロ/ナノサイズのバクテリアたちの酸化還元反応を制御できたら実はモノスゲーこと沢山できそうである。

にゅーぽっど

まさにカオスとしか言いようのない週末であったが、何よりも、そのカオスに便乗するかのように National Security Council(アメリカ安全保障決定機関)に Steve Bannon がついたことが恐ろしすぎる。日本やアジアに対して彼はどういう意見を持ってるんだろうか。Trump は選挙中ずっと韓国や日本に金を払わせろとか、なんでアメリカが奴らを守ってやる必要があるんだとかを言ってたが、その辺はBannonの入れ知恵かもしれないのだ。ほかにもBannonはシリコンバレーCEOにアジア人が多すぎるとも文句を言ってたし(トランプは擁護してたが)、オバマが広島訪問をしたときも Bannon はアベがパールハーバーに来いと言ってたし*1(その後行ったが)、ていうかそもそも右翼メディア Breitbart News のトップで差別主義者なわけだが(しんじられん)、彼の一言でアジアの安全保障も影響を受けるのか?彼らが北朝鮮を刺激したらどうなる?これを機に日中韓その他アジアで仲良くなってほしい、喧嘩してる場合じゃない。とにかくおそろしい

特に chill を感じたのがこのポスト

まあそこまで超話題になってたわけでもないしどこまで説得力があるのかもわからないのだけど、彼女がいうにはこの EO で Bannon が作り出したのは「shock event」であると。そこではみんなが何をすればいいかわからなくて社会はカオスに陥る。人々はそれに対応しようとそれぞれ慌てふためき、事態を収拾しようとしたり責任者だとかお互いを責めあったりもうなんか大変なことになるんだが、その事態が起こることをそもそも予測できていたのはその shock event のauthor つまりこの場合 Bannon であり、その隙にかれが本当にやりたいことをやり遂げるのだと。でも確かにこのカオスの真っ最中に Bannon が NSC に入るとトランプは発表したし、そして今日になって Supreme Court Nominee を発表してまさに話題が次から次へと移り変わっていっている。本当に大丈夫なのか? Bannon が Trump のすべての政策の裏にいるんじゃないかというのは前から言われていて、そしてやはり今回のEOとNSC任命後にも NY Times の Editorial (President Bannon?)でも書かれたけど、ニュース一面とはいかず、話題も stick せず。もしカオスが起こらずに Bannon を NSC に任命していたらそれで話題は持ちきりだったと思うのだけど。

ただこの考え方はあまりにも陰謀論的すぎる気もするし、本当だったら恐ろしすぎる、のであまり信じたくない。こわい。まあこれは確かに考えすぎであって、Bannon と Miller と Trump は本当にただ単純に幼稚な EO を書いちゃった、というだけかもしれない。実際そう言われてることのほうが多い。あらかじめ国境をシャットすると予告してしまうとそのスキにテロリストが入ってくるかもしれないので、予告せずに突然EOを出したのだ!と。

まあ私がこんな世界の端っこで考えてみたところでどうしようもなくって、むしろ一人で勝手に怖がって自分のプロダクティビティが下がるだけなので、あまり考えるまい。しかしおそろしすぎる。かんがえるのやめよう。

ラボのイラン人の友人に話したら彼は笑ってこんなの慣れてるよと言った。むかしも彼がオランダにいてイランが核開発してたときに5ヶ月くらい国交たたれて、彼の友人なんかはオフィスビルに登るのを拒否されて一階で働かされたと(そんなのあるの?)。とはいっても、家族に何かあったときとかも会えないしイラン側も米国からの入国拒否の声明を出したし。彼の笑顔の裏にはどこか諦めのような雰囲気があったきがする。でも世界中そういうところは多いかもしれない。まさにシリア出身のひととかの葛藤はなかなか想像できん。日本もむかしそうだったかな。なんか自分が如何に恵まれてるかとかへいわぼけかとかを最近よく感じる。一寸先は闇。人間万事塞翁が馬。則天去私?

新ポッドキャストたち

いろいろ新しい Podcastを聴き始める。私ちょっとアメリカ政治追いかけすぎなのでもう少し薄めたほうがいいとも思うんだけど、気になってしょうがないのである…

Pod Save the World

Pod Save the World

  • Crooked Media
  • News & Politics
  • USD 0
明日 2/1 から。オバマブラザーズのひとり Tommy Vietor がホストする pod. 彼はオバマホワイトハウス時代に National Security Council (あの Steve Bannon がついてしまった国家安全保障会議) のスポークスマンだった;彼がアメリカ外交政策の要人たちを呼んでいろいろインタビューするらしい。これはとても楽しみ。

The Daily

The Daily

  • The New York Times
  • News & Politics
  • USD 0
これも明日から。 Michael Barbaro のホストする NY Times の pod。選挙中は the Run-up という週1~2回の不定期podだったがこれを2/1から毎朝配信するそうだった。この人まったく面白くないんだけど(それを自覚もしていて、選挙前最後のpodでコメディアン呼んだエピソードがあったけど彼の間の取り方が最悪で逆に面白かった)むちゃわかりやすい。

Can He Do That?

Can He Do That?

  • The Washington Post
  • News & Politics
  • USD 0
先週はじまった the Washington Post の pod、毎週金曜日 トランプがやってのける「そんなんアリ?」的な言動を分析するポッド。第1回は「Can he tweet that?」トランプのツイートハビットについて分析していた。次回はトランプの移民停止EO についてやるかなあ

*1:ちなみにこのラジオだかでは日本にはたくさんの友達もいるし仲良しの企業もあるし云々とも言ってたので、まあ今の日本が嫌いというわけではなさそうではある

モデストジャパン

www.from-estonia-with-love.net

バズっていたので。「日本はもうちょっと謙虚になるべき」というよりは、「自分の記事に否定的なはてブコメントをつけた人は、もうちょっと謙虚になるべき」っていうタイトルのほうが誤解がすくないかと…

でも元の記事には賛成で、日本スゲーとか日本初とかクールジャパンとか、他の国が言ってくれたらワーイとは思うけど、自分たちで自分のことをクールだと言ってしまうのが少し恥ずかしい、、、けどそんなこといったらアメリカなんていつも「アメリカは世界一」「尊敬されてる国アメリカ」とネアカに思ってるひとがほとんどだろう(ということを自覚して"アメリカはもっと謙虚になるべき"っていうブログがあったな。これだった → 10 Things Most Americans Don’t Know About America *1

自国の良いとこを認めつつ、それが世界にとっては当たり前じゃない、ということも認識して、それを謙虚に世界に普及したらいいと思うし(新渡戸稲造とか内村鑑三とか岡倉天心!)、同時に自国のわるいとこも自覚して天狗にならないといい。クールジャパンがいけないのはそもそも “クール” という形容詞を自ら使ったことじゃないかな。「クールな武士道」「クールな代表的日本人」「クールな茶の本」とかだったら恥ずかしい。まあでもこのクールジャパンという単語が有名じゃないのがせめてもの救いか。それともこのクールジャパンというのは「自己否定・自虐に陥りがちな日本人にカツを入れるためのスローガン」なのか。ならば「実はクールなジャパン」とかにしたらいいんじゃない(適当)

あとは私も日本の歴史たくさん勉強した気になってたけど、アメリカのWW2の日本に対する世論を知ると自分の価値観との相違に吃驚した…が、自分が日本国民でもアメリカ国民でもないたとえば宇宙人だと思っていろんな角度からWW2を眺めてみると、まあ当時どっちの国にもいい人もわるい人もいたし、それは違う角度からみると善悪はかわるし、タイミングも重要だし、俯瞰的にみるのと詳細にみるのとで意見もかわるし。と思えば、まあ何事も一概には言えない。いろんな価値観に寛容になることが大事である。でも将来の人類が住みやすい世界にすべきで、そのためにいま生きてる人類は行動すべきだとは思うのだった。歴史を勉強しないのも危険だけど、歴史の勉強の「仕方」は極めて重要である。

いままさに自国の「素晴らしさ」に盲目的になりすぎて、自分が「箱の中」にいることを知らず、内側から破壊してるのがドナルドトランプ。ああおそろしい。

*1:ちなみにこの人が書いた “The Subtle Art of Not Giving a F*ck” という本がとてもよかった、ポジティブマインドな人生指南本が多すぎるこの時代の、凡人の生き方指南本である。「自分は特別じゃない」という不都合な真実にどう向き合う?

The Subtle Art of Not Giving a F*ck: A Counterintuitive Approach to Living a Good Life

The Subtle Art of Not Giving a F*ck: A Counterintuitive Approach to Living a Good Life

遅れてくれてありがとう

Thank you for being late

NY Times コラムニスト Thomas Friedman の Thank you for being late という本を聴き始めている。この「加速化」する社会、誰もが不安になってアジテートされてる中、どうやって心を平穏にして生き抜くか?ここ数年グローバリゼーションだとかバイオテクだとかITだとかAIだとか環境問題の加速度がすごくい。去年読んだ本でも「Sapiens / Yuval Noah Harari」とか「The Gene / Siddhartha Mukherjee」あたりは面白かったんだけどちょっと thought provoking すぎて脳内の思考がとまらなくなってきた。この本はそんな人たちの不安をある程度解消しこの時代をどう生き抜くかのポジティブな指針をあたえてくれるという評判だったので読み始める。

タイトル “Thank you for being late” というのは約束相手が予定した時間に遅刻したときに Tom がいう言葉だそうだ。相手がちょっと遅れてくるおかげで、その余った時間を使ってリフレクトすることができる、そういう時間が大事なのだと。そういえば「理系のための研究生活ガイド―テーマの選び方から留学の手続きまで 第2版 (ブルーバックス)」で坪田一男氏が似たような哲学を紹介していた。彼の留学時代の「ケニヨン先生」(だっけ?)が超多忙生活なのだけど移動中外を歩いているときに突然立ち止まって周りを見渡して一言「カズオ、緑が綺麗だな!」それ以来坪田先生は忙しいときは特に1分くらい立ち止まって「ケニヨンする」らしい。内容はかなりうろ覚えなので間違っているかもしれない。

この Tom Friedman の本は3つに分かれている;1部はイントロ、2部では「今の世界がどう動いてるか/どうやって今まできたか」を主に3つの観点から説明する:ムーアの法則(IT技術の加速)、自然(環境問題の加速)そして市場(グローバリゼーションの加速)。そのあと第3部で「この時代をどういう姿勢で生き抜けばいいかについて」の彼のメッセージをまとめるらしい。イントロ聴いた感じだと「加速に慣れちゃえばばいいのよ」とのことではあったが。

そして今第2章あたり、ムーアの法則でセンサ/メモリがどう進化してきたかを聴き終わったところ。歴史は詳細ではないけど上手にまとまっている。「Innovators / Walter Isaacson」にはでてきてなかった Hadoop とやらが big deal だと紹介されていた。そしてここまで聴き終わっておもったのだけど、この本の第2部はつまり世界があらゆる面で加速化してるぜっていうのを紹介するわけで、ここ聞いてる間ずっとわたしはアジテートされ続けるんじゃないか…

Love trumps hate

昨日ちかくでやってるプロテストに参加してきた(というか見物してきた)。私は弱虫で偽善者的でパラノイアだからこういう「人がたくさん集まるところ」に行ったら爆発事故で死ぬんじゃないかという不安があるんだけど(コンサートやライブでもそう)当然死なずに帰ってきた。先週からこの規模でアメリカ中でプロテストが起こっていて当然荷物検査などしようもないけれどそういう事故が起こってないことを考えると、人類ってすごく平和な動物だと思ってしまう。これ飛行機に乗って離陸した直後にいつも思う、あの大量の車や家や建物をみるとものすごい数の人類いるし、爆発物や毒ガスを作るのなんて今の時代簡単なのに、それが滅多に起こらないのって、結構すごい。こんなことをよく考える私は相当引きこもりである。もう少しナマの人間と付き合う時間を増やしたほうがいのかもしれない。

という感じでしばらくものすごい人混みを歩き回ってたのだけど、、なんだろう、すごくいい気持ちがした。家でニュースみてたりtwitterで続々と発生するアポカリプスをみてると世界が崩れていくような気持ちになるけど、あんなたくさんの人たちが他の人間や世界のことを考えてるっていうだけでポジティブな気持ちにはなる。まあ当然トランプだって彼には彼なりの正義があってやってるんだろうが(自分の箱の中からでれないせいでそれに気づいてないだけで)そんなことをいったらヒットラーだって自分の正義があったのだ… まあとにかくこれから数年いろいろやばそうだけれども、Tom Friedmanにならって地に足つけて hyperventilate しすぎずに生きねば。

日本の難民受け入れ問題

www.asahi.com 確かに、難民受け入れ数がケタで少ない日本(2015年?でシリア難民受け入れ 6人 とかで去年は 150人の学生 を受け入れたとかがニュースになってたレベル/金は払いまくってるが)は他国を批判できるような立場にないだろう(それこそ偽善!)ーーという意味ではせめて偽善的なコメントをしなかったのは悪くないと思う、けどこういう話題に触れないのもまた国際的には無責任でもある。でも批判されても受け入れたくないんだろう。確かに短期的には治安は悪くなるし仕事も減るだろう(長期的な人口増加や経済成長的にみれば逆に良くなるかも知れない)。日本では英語の記事がそのまま拡散されることがないからいくら国際的に批判されてもそれをメディアが大体的に報道しない限り、世界から批判されていることに、国民が気づかないのだった。

ただ、このはてブコメントをみると: b.hatena.ne.jp 「他人事」「無関心」度がすごい。ま、わたしもそうか… 日本に帰ったら何かボランティアとかできることからはじめようかしら。英語はそれなりにできるから受け入れ家族にもなれるかもしれない。民主主義、ひとりひとりが行動することは大事だった。