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遅れてくれてありがとう

Thank you for being late

NY Times コラムニスト Thomas Friedman の Thank you for being late という本を聴き始めている。この「加速化」する社会、誰もが不安になってアジテートされてる中、どうやって心を平穏にして生き抜くか?ここ数年グローバリゼーションだとかバイオテクだとかITだとかAIだとか環境問題の加速度がすごくい。去年読んだ本でも「Sapiens / Yuval Noah Harari」とか「The Gene / Siddhartha Mukherjee」あたりは面白かったんだけどちょっと thought provoking すぎて脳内の思考がとまらなくなってきた。この本はそんな人たちの不安をある程度解消しこの時代をどう生き抜くかのポジティブな指針をあたえてくれるという評判だったので読み始める。

タイトル “Thank you for being late” というのは約束相手が予定した時間に遅刻したときに Tom がいう言葉だそうだ。相手がちょっと遅れてくるおかげで、その余った時間を使ってリフレクトすることができる、そういう時間が大事なのだと。そういえば「理系のための研究生活ガイド―テーマの選び方から留学の手続きまで 第2版 (ブルーバックス)」で坪田一男氏が似たような哲学を紹介していた。彼の留学時代の「ケニヨン先生」(だっけ?)が超多忙生活なのだけど移動中外を歩いているときに突然立ち止まって周りを見渡して一言「カズオ、緑が綺麗だな!」それ以来坪田先生は忙しいときは特に1分くらい立ち止まって「ケニヨンする」らしい。内容はかなりうろ覚えなので間違っているかもしれない。

この Tom Friedman の本は3つに分かれている;1部はイントロ、2部では「今の世界がどう動いてるか/どうやって今まできたか」を主に3つの観点から説明する:ムーアの法則(IT技術の加速)、自然(環境問題の加速)そして市場(グローバリゼーションの加速)。そのあと第3部で「この時代をどういう姿勢で生き抜けばいいかについて」の彼のメッセージをまとめるらしい。イントロ聴いた感じだと「加速に慣れちゃえばばいいのよ」とのことではあったが。

そして今第2章あたり、ムーアの法則でセンサ/メモリがどう進化してきたかを聴き終わったところ。歴史は詳細ではないけど上手にまとまっている。「Innovators / Walter Isaacson」にはでてきてなかった Hadoop とやらが big deal だと紹介されていた。そしてここまで聴き終わっておもったのだけど、この本の第2部はつまり世界があらゆる面で加速化してるぜっていうのを紹介するわけで、ここ聞いてる間ずっとわたしはアジテートされ続けるんじゃないか…

Love trumps hate

昨日ちかくでやってるプロテストに参加してきた(というか見物してきた)。私は弱虫で偽善者的でパラノイアだからこういう「人がたくさん集まるところ」に行ったら爆発事故で死ぬんじゃないかという不安があるんだけど(コンサートやライブでもそう)当然死なずに帰ってきた。先週からこの規模でアメリカ中でプロテストが起こっていて当然荷物検査などしようもないけれどそういう事故が起こってないことを考えると、人類ってすごく平和な動物だと思ってしまう。これ飛行機に乗って離陸した直後にいつも思う、あの大量の車や家や建物をみるとものすごい数の人類いるし、爆発物や毒ガスを作るのなんて今の時代簡単なのに、それが滅多に起こらないのって、結構すごい。こんなことをよく考える私は相当引きこもりである。もう少しナマの人間と付き合う時間を増やしたほうがいのかもしれない。

という感じでしばらくものすごい人混みを歩き回ってたのだけど、、なんだろう、すごくいい気持ちがした。家でニュースみてたりtwitterで続々と発生するアポカリプスをみてると世界が崩れていくような気持ちになるけど、あんなたくさんの人たちが他の人間や世界のことを考えてるっていうだけでポジティブな気持ちにはなる。まあ当然トランプだって彼には彼なりの正義があってやってるんだろうが(自分の箱の中からでれないせいでそれに気づいてないだけで)そんなことをいったらヒットラーだって自分の正義があったのだ… まあとにかくこれから数年いろいろやばそうだけれども、Tom Friedmanにならって地に足つけて hyperventilate しすぎずに生きねば。

日本の難民受け入れ問題

www.asahi.com 確かに、難民受け入れ数がケタで少ない日本(2015年?でシリア難民受け入れ 6人 とかで去年は 150人の学生 を受け入れたとかがニュースになってたレベル/金は払いまくってるが)は他国を批判できるような立場にないだろう(それこそ偽善!)ーーという意味ではせめて偽善的なコメントをしなかったのは悪くないと思う、けどこういう話題に触れないのもまた国際的には無責任でもある。でも批判されても受け入れたくないんだろう。確かに短期的には治安は悪くなるし仕事も減るだろう(長期的な人口増加や経済成長的にみれば逆に良くなるかも知れない)。日本では英語の記事がそのまま拡散されることがないからいくら国際的に批判されてもそれをメディアが大体的に報道しない限り、世界から批判されていることに、国民が気づかないのだった。

ただ、このはてブコメントをみると: b.hatena.ne.jp 「他人事」「無関心」度がすごい。ま、わたしもそうか… 日本に帰ったら何かボランティアとかできることからはじめようかしら。英語はそれなりにできるから受け入れ家族にもなれるかもしれない。民主主義、ひとりひとりが行動することは大事だった。